台風19号の浸水被害で「Twitter民の力を貸して」 リンゴ農家のSOSに反響、投稿主の思いを聞いた
2020.02.21 20:00
東日本に大きな被害をもたらした台風19号。発生から4か月が経ったが、その影響はまだ続いている。今ツイッターで注目を集めているのは、ある農家が投稿したSOSだ。
投稿主は、長野市赤沼にある「キタイチ果樹園」の北澤一樹さん。2020年2月18日、「Twitter民の力を貸してください」と切り出した。
「台風19号の影響で長野県の千曲川の堤防が決壊。両親が営むりんご園は決壊地点から約1キロメートル。ほとんどは出荷できなくなったが、無事だった畑のりんごを販売中。旬が過ぎ実も柔らかくなり、販売は2月末までを予定。RTといいねをお願いします」
写真にある美味しそうなりんごは、実は浸水被害から免れた畑から収穫したものだ。実家のりんごを販売しようと、ツイッターで発信する息子の一樹さん。投稿には、
「この林檎 購入したいです」 「長野市民です。私たちも応援したいと思います」 「SNSで販売とは画期的で良い取り組みだと思います」
といった反応が寄せられている。