地震があった今こそ、「北海道への観光」を考えてみる

2018年9月14日 18:23

2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震。通常、災害が起きると、被災地にボランティアで県外から来る人はあっても、観光で来る人は激減する。実際、地震の影響は出ているようで、9月14日付の時事通信記事によると、地震発生から1週間で道内の旅館・ホテルの宿泊客のキャンセルが50万人に及ぶ見通しだという。

だがネット上では、「今こそ北海道に観光しに行こう」といった声が相次いでいる。

「今からの北海道旅行をガチでおすすめする」

othreeさん撮影、Flickrより
北海道
「道民ワイ、今からの北海道旅行をガチでおすすめする」

2018年9月13日、ネット掲示板「5ちゃんねる」(旧2ちゃんねる)にこのようなスレッドが浮上した。投稿主は道民のようで、

「地震でホテル代安くなってる」
「飛行機が飛ばないので外国人観光客いない」
「時期的に最高」

の理由から、今の時期に北海道への観光がオススメだという。

ツイッター上でも、

といった声が相次いでいる。

札幌の9月平均気温は18度

では実のところ、どうなのか。9月29日に関東から札幌に向かい、30日に帰る1泊2日のプランを考えてみた。成田―新千歳のLCC価格(以下、すべての金額は9月14日18時時点)を見てみると、春秋空港では、往路最安は4990円(成田空港15時発、新千歳空港16時40分着など)。帰路では6760円(9時半発11時5分着)となっている。ジェットスターでは往路4390円(クラブジェットスター会員価格。一般は4890円、14時発15時45分着)、帰路8390円(12時10分発13時45分着など)。

現地では、温泉を楽しむのはどうだろう。定山渓温泉(札幌市南区)では、地震前と変わらずに温泉がわき出ているといい、9月12~30日までの期間、定山渓万世閣ホテルミリオーネ(1500円)、ホテル鹿の湯(820円)、章月グランドホテル(1500円)、定山渓温泉ホテル山渓苑(800円)、ぬくもりの宿 ふる川(1100円)などの日帰り温泉が半額に。温泉好きには朗報だ。

温泉を存分に楽しみ、札幌の市街地で宿泊。29日で検索すると、東横イン札幌すすきの交差点のスタンダードプランは7685円、アパホテル札幌で8000円となっていた。空港までの交通費や、夕飯などの現地滞在費を考えても、2万円台である程度楽しめそうだ。

気候の面でもこの時期は過ごせる。札幌市での9月平均気温は18.1度。長袖を羽織ってちょうどいいくらいだろう。

とはいえ、いまなお北海道では余震が続いている。9月13日の気象庁発表では、

「地震の発生数は緩やかに減少していますが、地震活動は依然として活発な状態ですので、今後1週間程度、最大震度5弱程度以上の地震に注意してください」

となっているが、秋の行楽の選択肢として、北海道を考えておくのもよさそうだ。

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