伊勢神宮の鳥居が阿佐ヶ谷にやってきた！

2013年10月、伊勢神宮で第62回式年遷宮が行われた。

「式年遷宮」とは、周期的に、社殿を建て替え、御装束・神宝も新たに造り替えて、旧殿から、神さまにお遷りいただくという、神宮でもっとも重要とされる祭事で、伊勢神宮では20年ごとに行われている。

今回の遷宮に伴い、伊勢神宮別宮の鳥居と灯篭一対が東京都杉並区の阿佐ヶ谷神明宮（JR中央線阿佐ヶ谷駅から徒歩2分）に下賜されることになった。これを記念して1月15日まで阿佐ヶ谷神明宮の境内で、伊勢神宮から下賜された鳥居が展示されている。

また、2015年初夏に氏子・崇敬者が力を合わせて神社まで鳥居を運ぶ「お木曳き」、同年9月の例大祭には、神職や巫女たちが衣冠束帯、本装束でまるで時代絵巻のように順番に大鳥居をくぐっていく「くぐり初め」という祭事の実施も予定されている。