幸福度日本一の県民は、いったい何を食べてるの? 東京で買える「福井グルメ」を食べつくしてみた!
2021.03.02 12:00
提供元:福井県
新型コロナウイルスの影響で満足に旅行、帰省もままならなかった2020年。
その年末に放送された『第53回年忘れにっぽんの歌』(テレビ東京系)で、五木ひろしさんが1973年リリースの名曲『ふるさと』を歌い上げた。
川のせせらぎ、子供の頃にかけ回った野山、忘れ得ぬ友の顔――コロナ禍で遠い存在になってしまった、かけがいのない宝物を思い起こさせた五木さんの歌声は、多くの人の心を打ったことだろう。
埼玉県民の筆者もその一人であったが、それには理由があった。
実は、昨年秋に福井県に訪れる予定があったのだが、コロナの影響で立ち消えになっていたのだ。
関東を飛び出せる久々の機会がなくなり、諦めも感じていた中、福井県・美浜町出身の五木さんが届ける故郷への歌は、福井への思いを再び強くさせるには十分すぎた。
「全47都道府県幸福度ランキング」(日本総合研究所)で2014年、16年、18年そして20年にも1位に輝いた福井県。
県民の日々の生活に幸せをもたらし、おそらくは五木さんの優しい笑顔の源にもなっているであろう「福井の食」を、どうしても味わいたい。
だからといって今、福井に行くのはいくらなんでもマズい。そこで筆者は、都内にあるアンテナショップへ向かうことにした。