奈良と佐賀は似てる?「仏壇」に見る意外な県民性
2014.02.21 19:00
引越し比較・予約サイトの「引越し侍」は、都道府県別の仏壇保有率ランキングを2014年2月6日に発表した。引越し元の住所が基準となっている。
平均保有率で最も高かったのは「奈良」の4.97%だった。以下、「和歌山」が4.76%、「佐賀」が4.26%、「北海道」が4.19%、「兵庫」が4.18%、「大阪」が4.11%と続く。一方のワーストは低い順に「島根」「石川」「秋田」だった。
全体の平均保有率は3.3%。世帯別にみると、「家族世帯」が6.4%、「単身者」が1.7%と、圧倒的に家族の方が保有率は高い。
この調査結果は、引越し侍を利用して転居した人に対するアンケートを集計したもの。同じ家に長年住み続けている家庭はカウントされないことを考慮すると、実際の保有率はこれよりも高い可能性がある。
奈良は、長期間にわたって使用される比較的高額な商品の保有率がとても高い県で、ピアノ保有率でも1位だ。伝統や旧跡が身近にあり、それを大切にする文化が根付いた結果、「良いものを長く使う」県民性が生まれたのかもしれないと、引越し侍のレポートは指摘する。