クリムトの「接吻」にそっくりなキュウリが発見される
2020.01.18 18:00
崖のような場所でぴったりと寄り添う2人の男女を描いたクリムトの代表作「接吻」。
この金箔が使われたゴージャスな絵画にそっくりなキュウリが発見され、ツイッターで話題になっている。
さっそく投稿をご覧いただこう。
こちらはツイッターユーザーのGreen Pepper(@r2d2c3poacco)さんによる2020年1月13日の投稿だ。1枚目の写真に映っているのは不思議な形をしたキュウリ。2本のキュウリがくっついて1つになっている。長い方は短い方に顔を寄せるように曲がり、『接吻』で描かれた男性にそっくりだ。
短い方のキュウリも下が折れ曲がり、膝立ちで男性に身を委ねる女性の姿を再現しているよう。隙間なく身を寄せ合った姿は情熱的で、野菜ということを忘れてしまうほどドラマチックだ。背景の布はキャンバスをイメージしてのものなのだろうか。
このツイートには、こんな反応が。
「きっと離れがたいふたりだったんでしょうね」
「この後二人は切り裂かれたんだよね 輪切りに...」
「きゅうりの形が気になったので息子に聞いてみました
『双子果』と言うらしく、普通の形ではない果実を奇形果と言い奇形果の中でも2つくっついているものが双子果というらしいです」
2本のキュウリにまつわるさまざまなストーリーが考えられているほか、不思議な形について解説するユーザーもいた。
もしかするとクリムトもこんな姿のキュウリから、「接吻』の着想を得たのかもしれない。(ライター:Met)