「見かけない子だね」佐渡島で入った小料理屋 酒と大声のなか女将が「うちの2階に泊まりなさい」(神奈川県・50代)
頼んでいないお刺身も...お礼に皿洗い
手も冷たくなりどうしようかと不安になっていたときに、ポツンと小料理屋の明かりが見えたのです。一時的にも避難しなければと店に入りました。
店には地元漁師らしき方が4人ほどおり、酒のにおいと大声でした。
店の女将さんが切り盛りしており、「いらっしゃい」と温かく迎え入れてくれました。豚汁と煮魚定食を頼むと、女将さんは「見かけない子だね」と声を掛けてくれました。
神奈川から一人旅していること、これから宿を探そうとしていることを伝えると、この辺では宿は無いと。
「うちの2階に泊まりなさい」
と言われた時は涙。頼んでいないお刺身もいただき、地元漁師らしき方の人数も10人くらいに増えていました。泊めていただくお礼として、皿洗いしました。