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湯河原で開催された謎会合「日本たぬき学会」に5.2万人が興味津々 中では何が?参加者に聞く

松葉 純一

松葉 純一

2025.09.15 15:00
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「たぬき」という動物に、どんなイメージを持っているだろうか。

のんびり、おっとり、マイペース。あるいは、いたずら好きだったり、ずる賢いところもあったりするけど、なんだかちょっとどんくさい。そんな、どこか憎めないキャラクターを思い浮かべた読者が多いかもしれない。

昔話や、スタジオジブリの『平成狸合戦ぽんぽこ』など創作物の中のたぬきたち、あるいは、信楽焼のたぬきの置物などデフォルメされたタヌキ像に触れてきた我々にとって、彼らとはコミカルでユーモラス、そして親しみ深い存在だ。

だからだろうか。2025年9月、X上でとある〝集団〟に、大きな関心が寄せられている。

「いしみね@日本たぬき学会」さん(@rock8393)の投稿より
「いしみね@日本たぬき学会」さん(@rock8393)の投稿より
日本たぬき学会、総会でござい。

9月6日、Xユーザーのいしみね(@rock8393)さんがそう呟きながら披露したのは「日本たぬき学会 様 御席」と書かれた看板。

このポストには、5万2000件を超える「いいね」(9月9日時点)のほか、こんな声が寄せられている。

「めっちゃ気になるなぁ」
「なにやら年に一度タヌキ鍋を食べてそうな感がありますね」
「なぜ緑のたぬきなのか、議論する必要がある」
「化学の研究をしてそう」
「学会を終えて帰ろうとすると周りには誰もおらず、辺り一面何も無い原っぱだったそうじゃ」

何千何万というXのポストの中で、「たぬき学会」というワードに強烈に引き付けられてしまった人が続出している。強力な磁力のようなモノが秘められているのだろうか。たぬきのマジカルパワー、あなどりがたし......。

さて、X上には「日本たぬき学会」が何に取り組んでいるのか気になって仕方ない人が溢れ、勝手な想像や憶測も飛び交っているわけだが、その実態は?

Jタウンネット記者は、日本たぬき学会の江戸城代(=東京都支部長)を務める投稿者・いしみねさんに、詳しい話を聞いてみた。

狸を愛し、狸心を大切にする人々が集結
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