道民溺愛「セイコーマート」のオリジナル麺は気になったら即買いすべし マニアによる3品実食レポ
甘えびオイルが香ばしい「えびだし塩ラーメン」
続いては「えびだし塩ラーメン」。定価は税別138円。
えびだしは実際のラーメン店でも人気で、セイコーマートの本拠地である札幌には「えびそば一幻」という有名店もあり、東京や大阪にある支店も人気を博しています。
ただ、えびといえば高額なイメージがあるので、それを安価なセコマのカップ麺で再現するのは大丈夫なのか、少し心配にもなるのではないでしょうか。
あっさり塩味のスープに「甘えびオイル」などの油脂を浮かせ、中細の油揚げ麺と、大豆挽肉、ネギ、唐辛子などの具が合わせられています。
麺量は55グラムで、他2品の50グラムより少し多く入っていました。
スープは魚介の旨みを効かせた塩味でとてもあっさりしています。
特に強い個性は見出だせず、具もいたって汎用的で価格なりの量。
スープ表面に別添の甘えびオイルを浮かせることで、えびの風味が強く広がります。
えびの身よりも殻の風味が強く、あっさりなスープに強い個性が加わりました。
商品によっては、えびのだしは食べ始めこそ風味を強く感じるものの、食べ進めていくうちに舌が慣れてしまい、あまり感じられなくなることがよくあるのですが、今回のスープは持続性があって最後までえびの存在を楽しむことができました。
甘えびオイル一極集中のゴリ押し感があり、こういう味わいもカップ麺の醍醐味ではないでしょうか。