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「こどもまんなかアクション」が〝日本がよくなる原動力〟に こども家庭庁主催「こどものまわりのおとなサミット」

横田 絢

横田 絢

2025.02.14 21:00
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子供たちの居場所を作る、とは

「日本一の公教育を目指すまち」北海道安平町で行われている社会教育事業「あびら教育プラン」は、小学校5年生から中学校3年生を対象にした放課後教室「あびらぼ」などを開催。学校や家庭では掘り下げないものの身近なテーマについて学んだり、町外に飛び出して空港で外国人にインタビューしてみたりするなど、様々な学びの機会を提供する。

記者撮影
記者撮影

また、全町民を対象に遊びの場と機会を提供する「遊育」、子供たち自身の興味関心に基づいた挑戦をサポートする「ワクワク研究所」、小学校高学年から大人を対象に〝オフライン版クラウドファンディング〟(挑戦したいことをプレゼンし、賛同すれば町民サポーターからの支援の機会を得られる)の場を提供する「ABIRA Talks」なども彼らのプログラムだ。


滋賀県長浜市の「長浜こどもまんなか」も、高校生と大学生向けのサードプレイス「itteki」で彼らの挑戦をサポートしている。

「何をしてもいい場所」であり、遊ぶのも、勉強するのもOK。高校生や大学生がやりたいことをみつけ、それを実現することを応援するための場所、好きなことに自由に取り組める場所として運営されている。代表の中井健太さんはittekiについて「サービスを提供する場所ではなく、(利用者が)自分たちで作っていく場所」と表現していた。

記者撮影
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その言葉通り、毎日のように訪れる利用者や、この場所の存続のために地元の祭りに出店して売り上げを市に寄付する高校生たちがいるなど、彼らの「居場所」として親しまれているようだった。


中学生や高校生、大学生たちが主体となって「居場所づくり」取り組んでいるのは、草加市子ども会育成者連絡協議会も同じだ。

記者撮影
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同会の事業は中高大学生のリーダーと呼ばれるボランティアが中心となって企画運営。2006年には当時のリーダーたちが、子ども会のなくなってしまった地域の子供たちを対象とした組織「草加市子ども会」を立ち上げ、様々な活動を行っているという。

「ともに過ごす」ができるということ
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