「天才?」「企画力高い」 新江ノ島水族館「あざらしソフト」が可愛すぎて...20万人大絶賛
濃厚な黒ごまフレーバーのソフトの上に、黒ごまをふりかけた
Jタウンネット記者の取材に応じた投稿者・「し」さんは、アザラシが好きで全国の色々な水族館を訪れている。
あざらしソフトに出会ったのは、神奈川県藤沢市の「新江ノ島水族館」でのこと。9月2日、初めての訪問だったという。
「1時間ぐらいアザラシ水槽を眺めて、お腹すいたなとなり、近くのカフェに行ったらこの看板があった 可愛すぎてすぐスマホで撮りました」
「実際に食べてみましたが、ゴマの味が効いててとても美味しかったです。ソフトクリームではじめて食べる風味でした」(「し」さん)
次にJタウンネット記者は「新江ノ島水族館」に取材した。取材に応じたのは、広報担当者だった。
「あざらしソフト」が商品化されたのは、2017年11月。7年ほど前のことだ。どんなきっかけがあったのか尋ねると、担当者はこう答えた。
「当時、えのすいといえば、『クラゲ』と『イルカ』が人気でしたので、当初はイルカショースタジアム内の売店で『イルカ』のソフトクリーム販売を考えていました。
いろいろと商品開発をしている中で、黒ごまソフトが『アザラシ』にそっくりだったので、『あざらしソフト』を販売しました」(広報担当者)
「あざらしソフト」は、濃厚な黒ごまフレーバーのオリジナルのソフトクリーム。ソフトの上に黒ごまをふりかけてある。「見た目だけでなく美味しさにもこだわりました」と語る。
「販売当初からオーシャンカフェNo1商品ですが、今期はゴマフアザラシの『ココア』が生まれた反響もあり、先月までの累計で過去最高販売数を更新しています。もちろん、今回のSNS反響はあります」(広報担当者)
「あざらしソフト」販売の飲食部門担当者も、併せて次のようにコメントした。
「そろそろ7年になる商品なので、今回の反響にびっくりしています。『あざらしソフト』に興味を持っていただけるよう作成したポスターが良かったのかなと思います。『あざらしソフト』は見た目だけでなく、美味しさにもこだわった商品なので、一度食べに来ていただけるとうれしいです」(「新江ノ島水族館」飲食部門担当者)
新江ノ島水族館のオーシャンカフェには他にも「クラゲパン」「グソクムシパン」「カメロンパン」「あざらしパン」「カワウソパン」「フウセンウオぼうろ」といった水族館の生き物たちをモチーフにしたグルメを提供している。
店があるのは、アザラシ水槽のすぐ近く。
大人気のアザラシに会えるのはもちろん、美味しいものには取り敢えず乗っておきたい記者は、「あざらしソフト」は実食しておかなくては、と胸に刻んだ。