「小3の僕の浮き輪を掴んで岸に向った若い男女。浜についた途端、僕は親の所へ走ってしまい...」(北海道・60代男性)
若い男女が近付いてきて...
僕は浮き輪を使って泳いでいるうちに、子供では足が届かないところほどの沖に出てしまったのです。
戻ろうと思って岸に向かって泳ぐのですが、一向に近づきません。今思えば離岸流に乗ってしまったのかもしれません。
おまけに、浮き輪も少し空気が抜けてきていることに気づき......。このままおぼれてしまうのではないかという恐怖でもう半べそです。
そんな様子に若い男女が気付いて近寄ってきて、僕の浮き輪をつかんで岸の方まで連れて行ってくれました。
浜についたとたんホッとして、一目散に親のところまでかけて戻り、ことの顛末を話しました。
そこで改めてお礼の一言も言っていなかったことに気づき振り返りましたが、たくさんのひとに紛れてもう見当たりません。
そもそも、溺れるのではないかという恐ろしさと、助けてくれる人がいてよかったと思う気持ちで一杯で、助けてくれた人の顔を見る余裕もろくになかったので、探しようもありませんでした。
あの時は、助けてもらったのにお礼も言わず、すみませんでした。
届かないかもしれませんが、改めてお礼を言わせてください。
本当に本当にありがとうございました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」「あの時はごめんなさい」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
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