夏のゲレンデを裸足で駆け上がれ! 〝応援団〟向け合宿プランを提案→しかし注意事項が...
みんなで坂をかけのぼり、みんなで叫ぶ――。
青春とは、そういうものだ。
この夏、そんな"青春"を謳歌したい若人向けに、宮崎県国富町がこんなユニークなプランを提案している。
その名も「応援団合宿応援プラン」。
2024年7月1日から8月31日の間、大学生や高校生などの"応援団"の合宿を応援するため、町最大の観光施設である法華嶽(ほけだけ)公園の有料施設・「グラススキーゲレンデ」を無料で開放するというのだ。
夏のゲレンデで合宿、確かにとっても青春っぽくて楽しそうだが......なぜ応援団限定?
7月2日、Jタウンネット記者は国富町役場 企画政策課の矢野弘倫さんに話を聞いた。
景色もよく、周りを気にせず叫べる
法華嶽公園・グラススキーゲレンデは、全長約500メートルの天然芝。そんなゲレンデを「応援団合宿応援プラン」のために解放した理由を、矢野さんはこう語る。
「頂上からの景色もよく、周りを気にせず気持ちよく大声を出せます!なので応援団の練習にうってつけだと思いました」(矢野さん)
そんな頂上からの光景こちら。
確かに、これは大きな声で叫びたくなっちゃう! 大声といえば応援団。つまり応援団の合宿にぴったり......なのかも?
公園内にはこの7月にオープンしたグランピング施設や、キャンプ場などもある。
もちろん、応援団以外でもサークル・部活動など、合宿で足腰を鍛えたい団体なら誰でも利用可能とのことだ。
足腰を鍛えて、大声を出して、この夏は少し強くなりたい!
そんな血気盛んな若人は、 「法華嶽公園 管理事務所」まで問い合わせてみてはいかがだろう。
ただ、利用の際には1つだけ注意事項がある。それは近頃、シカが多く出没していること。天然芝のゲレンデは裸足で駆け上がるのに最適だが......。
「ところどころにある鹿のフンにご注意ください」(矢野さん)