「電車を間違えた結果、何故か〝ヤン車〟に乗ることに。小6の私は見知らぬお姉さんの勢いに押されて...」(東京都・40代男性)
向かいのおじいさんの言葉に大慌て
空いている4人掛けの席に座り、電車が動き出しました。
あとは京都駅まで景色でも眺めて......と思っていると向かいに座っていたおじいさんが「一人で偉いね」と話しかけて来ました。
「どこまでいくの?」と聞かれたので京都と答えると、おじいさんはこう仰ったのです。
「京都行きは違う車両だよ!」
実は、乗り込むはずの特急列車は上りと下りで切り離されて発車するタイプのもので、私は見事に逆の、元来た方へ戻る普通列車に乗っていたのです。
慌てふためく私におじいさんは、次の駅で降りて駅員さんに説明するよう促しました。
すると、そのやりとりを後ろで聞いていた25歳くらいの女性が突然立ち上がり、「この電車、京都方面へ行かないのですか?!」と大慌て。
どうやら仕事で出張らしく、電車の説明を聞いて私と同じく次の駅で降りることになりました。