森の中で乱舞するホタルが生んだ〝黄金の絨毯〟 まるでファンタジー映画な風景に反響
2024.06.23 14:00
約3時間カメラを回しっぱなし
Yujiさんが「黄金の絨毯」を撮影したのは6月某日、東日本某所の山中だ。
ヒメボタルが乱舞しそうな日を予測したYujiさんはその日、明るい時間からロケハンをして、ベストだと思うスポットにあたりを付けてカメラをセット。
暗くなるとピント合わせなども難しくなる為、夕暮れ前には準備を済ませ、ヒメボタルが飛翔する時間まで待機していたという。
「やがて辺りが段々と暗くなり、手元も見えないほどになってきて、正直恐怖もありました。が、徐々に光りだすホタルを見て、恐怖から感動へと変わりました」(Yujiさん)
そうして、深夜を回る頃にはホタルの数も増え、森の中が一気にお祭り状態になったそうだ。
撮影にあたっては、草地を「金色の絨毯」のように見せる為、約3時間カメラを回しっぱなしにしていたというYujiさん。
このほか、「深夜の森」感を出すために、手前を草地、奥に森、という構図を何度も練り直すなど、こだわりを持って撮影に臨んだそうだ。
「カメラを確認してみると草地を横断するホタルの光跡や、奥の方までびっしりと埋まっていたり、カメラの前を通ったであろうホタルの大きな玉ボケも写っており、この日の撮影は大成功でした」(Yujiさん)
イメージ通りの「黄金の絨毯」が撮れて、Yujiさんも大満足だったようだ。
この絶景に対し、X上ではこんな声が寄せられている。
「光が埋め尽くしてる!」
「映画やゲームの世界みたい」
「暗闇に現れた黄金の絨毯! すごい...奥からシンデレラが出てきそうです」