「行方がわからなくなるお客様がおります」 太宰治記念館に貼られた「警告」が不穏すぎる
「このドアから、外へは出ないで下さい」
ある施設に掲示されたそんな「警告」がツイッター上で注目を集めている。
2022年12月9日、ツイッターユーザーの故野チョビ(@yueno_tyobi)さんは、「#これを見た人は記憶に残った看板を貼れ」というハッシュタグと共にこの写真を投稿した。
詳細な内容は以下の通りだ。
「当記念館の出入り口は一箇所です。
迷われたり、行方がわからなくなるお客様がおりますので、絶対に開けないで下さい」
とにかくこのドアから出るのはやめてほしい、と念を押されてしまった。
貼り紙の左に、太宰治記念館 「斜陽館」と書かれている。青森県五所川原市にある太宰治の生家で、一時、「斜陽館」という名の旅館で、文学好き、太宰ファンの聖地として、巡礼者で賑わったと聞く。その後記念館となり、今は市の所有施設として、太宰の身に着けていたものや使っていたもの、直筆原稿や書簡などが展示されている。
そこに存在する「あるドア」から出ようとして、行方が分からなくなってしまった人がいるらしい。いったい、どういうことなのか?