「高級旅館での食事中、じっとできない幼い息子。中年の男性客が近付いてきて『落ち着いて食べられないでしょう』」(東京都・40代男性)
料理は絶品!だけど赤ちゃんが...
手配された宿は、このエリアで最上級の宿でした。食事が用意されたのは見晴らしのいい席で、日本式庭園が見えます。そして料理はどれも高級で絶品でした。
しかし、まだ赤ちゃんの次男がじっとしてくれず、落ち着いて食べられるような状況ではありませんでした。
器も高級なので割ってしまわないか気が気でなく......妻と交互に抱っこしながら食べようかと思っていました。
しかし、そこに1人の中年男性が寄って来て、言ってくださったのです。
「落ち着いて食べられないでしょう。食べ終わるまでお子さんを抱っこしますから、ゆっくり食べてください」
普通は、見ず知らずの中年男性が「赤ちゃんを抱っこする」と言ってきたなら、警戒します。でもその時は自然にお願いできました。この方が自然体だったからだと思います。いつも親切にされているのでしょう。