シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Kさん(神奈川県・40代女性) 6年前のその日、Kさんは町内会間の前で大泣きする息子をあやしていた。 しかし、いろいろ手を尽くしても息子は泣き続ける。そんな彼女に、見知らぬ老婦人が近付いてきて......。 幼い息子が泣き止まなくて...(画像はイメージ) <Kさんの体験談> 私には知的障害のある息子がいます。 今から6年程前、発語がなく落ち着きがない2歳の我が子のお世話に、私は毎日疲弊しきっていました。 老婦人の言葉に涙が止まらず... 当時は近所の町内会館で開催される幼児教室に通っていて、その日は教室内の机や椅子に登り危ないことばかり。 まわりに迷惑がかかると思い一旦外に出たのですが、息子は「中で遊ぶ」と大泣きし始めました。 泣き続ける息子に対し色々と手を尽くしたもののどうすることもできません。しばらくすると老婦人が近づいてきました。 「あなた、母親なんだから泣き止ませないとダメよ。遠くまで泣き声聞こえてるわ。母親失格よ」 そんなことを言われて、下を向いて小さな声で「すみません」と謝ることしかできず......。老婦人が立ち去った後、私は溢れる涙を止めることができませんでした。 少しすると今度は、小さなお子さん連れの若い女性が近付いてきました。 子連れ女性が近付いてきて...(画像はイメージ) 「大丈夫ですか?」と優しく声をかけてくださった上に、私にはハンカチ、息子にはアンパンマンのお菓子を差し出してくださったのです。その時のご恩はこの先一生忘れることはないでしょう。 日々精神的に追いつめられていたあの頃。彼女の優しさに救われて今も育児頑張っています。 私もいつかどこかで同じ様に泣いている子を見かけた時は迷わず声をかけたいと思います。 誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて! Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。 読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。 (※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)