「ゆかり」と「ひろし」が焼きそばになった! 広島が誇る名物ふりかけ、麺でも米でも魅力再発見
オール広島の「ひろし」焼きそば

続いては、「三島のひろし使用 だし醤油味焼そば」を食べていきます。
「ひろし」は、2021年発売。三島の商品の中では新しい商品で、広島菜を用いた混ぜごはんの素です。
広島菜とは、漬物で用いられることの多い広島の野菜で、九州の高菜や信州の野沢菜と並び、日本三大漬菜に数えられます。白菜の一種ですが、緑部分の割合がとても大きいです。見た目はチンゲン菜のほうが似ているかもしれません。
メーカーも材料も広島由来の、オール広島の商品といえるでしょう。

ほんのりとだし醤油やごま油を効かせたソースに、中細で緩やかに縮れた油揚げ麺と、広島菜や粒ごまの入ったふりかけが合わせられています。
ソースには広島菜の味は感じられませんが、醤油味なので「ゆかり」に比べると多少、味に主張があるように感じられました。