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「絵に描きたくなる」「これは可愛すぎ」 スケッチブックメーカーの「工場シャッター」がエモかった

藤本

藤本

2023.05.30 20:04
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「スケッチブック」と聞いて読者が思い浮かべるのはどんなものだろう。

多くの人は、黄色と深緑が交差したデザインの表紙を思い出したのではないだろうか。

それは、「図案スケッチブック」という商品だ。手掛けているのは東京都中野区の文具メーカー・マルマン。

2023年5月24日、そんな同社が公式ツイッターアカウント(@maruman_sketch)から1枚の写真を投稿し、反響を呼んでいる。

かわいらしいデザインと青空(画像はマルマンの公式ツイッター@maruman_sketchより)
かわいらしいデザインと青空(画像はマルマンの公式ツイッター@maruman_sketchより)

雲一つない青空の下、建物のシャッターにはおなじみのデザインが。

あのスケッチブックを使っていた小学生の頃を思い出して懐かしくなると同時に、晴れやかな気分になってくる共演に、ツイッター上では3万8000件を超えるいいね(26日昼時点)のほか、

「絵に描きたく成るような風景です」 「これは可愛すぎませんか......」
「うちのシャッターこれがいいなぁ......」
「わー見慣れた表紙がシャッターに!」
「このデザイン見るだけで、ワクワクするんです。お絵描き好きです」

との声が寄せられ話題に。

Jタウンネット記者は25日、マルマンのツイッター担当者にシャッターについて詳しい話を聞いた。

担当者「そのままの気持ちと一緒に投稿しました」

マルマンのツイッター担当者によると、話題のシャッターは宮崎県日南市にある宮崎マルマンの工場のもの。 10年ほど前、シャッターのペンキが剥がれて来たのを塗りなおす際、「せっかくなら『図案柄』にしましょう」と制作した。

宮崎工場のほか、本社のエレベーターと玄関マットも同様のデザインになっているという。

「工場訪問時には、かわいいのでシャッターをよく撮影してます。
また、前日の東京の雨から一転して、気持ちがいいほどに天気がよく晴れ晴れとした気持ちになったので、そのままの気持ちと一緒に投稿しました」(ツイッター担当者)
1958年に誕生した「図案スケッチブック」柄(画像は再掲)
1958年に誕生した「図案スケッチブック」柄(画像は再掲)

ツイッター上で大きな反響があったことについて担当者は

「工場に訪問時はほぼほぼ毎回撮影し、ツイート、毎回ご好評をいただいていたのですが、
今回パッと撮影して投稿した1枚が、今まで以上の反響があり、びっくりしました。
また、コメントや引用RTでみなさんから『図案スケッチブック』に対するお言葉やエピソードをたくさんいただき、嬉しい気持ちでいっぱいになりました」

と語っている。

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