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カバさん、虫歯になっちゃったんだね... シュールでかわいい「歯医者のシャッター」に注目集まる

大山 雄也

大山 雄也

2022.09.14 21:00
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「ずっと残していってほしいシャッター」

そんな呟きと共に投稿された、シャッターがツイッター上で話題となっている。まずは、そのシャッターをご覧いただきたい。

藤川歯科医院のシャッター(くらしを応援@ruchishogunさんのツイートより)
藤川歯科医院のシャッター(くらしを応援@ruchishogunさんのツイートより)

ある建物の1階に設置されているシャッターだ。片方には歯に紐を結び付けて泣いているカバ、ちょっと角度のついた壁に設置されたもう一方には紐を加えたアヒルのイラストが、かわいらしいタッチで描かれている。この建物をやや斜めから見ると、2枚のシャッターが1枚のイラストに。

アヒルがカバの歯を紐で引っ張っていたのだ。抜歯しようとしているのか、治療を嫌がるカバをその先にある看板の示す場所に連れて行こうとしているのかはわからないが、独特の味わいで、記憶にずっと残りそうだ。

こちらの写真は、ツイッターユーザーの「くらしを応援」(@ruchishogun)さんが2022年9月11日に投稿した1枚。シャッターは青森市にある藤川歯科医院に設置されているものだ。シャッターに書かれた看板も医院の入り口の方向を指し示している。

抜歯の図だとすれば、糸で抜くなんて今ドキ聞かないし、かなり歴史があるのではないか。気になった筆者は9月14日に藤川歯科医院の院長に取材を試みたが「取材は一切受け付けていない」とのこと。

ただ、投稿者のくらしを応援さんによると、このシャッターを初めて見たのは40年以上も前だったという。さらにツイッター上でも、「確か1980年代にはこの絵が描かれていたと思います」というリプライがあり、少なくとも昭和の時代からあったと推測できる。

くらしを応援さんのツイートには14日14時30分時点で1800件以上のリツイート、6000件以上のいいねのほか、

「表情、色の対比、立体的な構図、これはいい」
「かわいい! けど象とかサイとかでなくアヒルが引っ張るという所に悲劇の予感?」
「凄くいい! 行きたくなる!」

といった声があがるなど、注目を集めている。

かなり長い間、青森市民に親しまれているであろう、味わい深いシャッター。末永く残ってほしいものだ。

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