お腹が減ったので...
「どこまで行くの」
「新大阪まで。受験で」
そんな会話からだいぶ話し込んで、少し緊張が和らいだのを覚えております。
その後、お腹が減ったので弁当を買いに行こうと思い、荷物を座席に置いたまま、一人で新幹線を降りました。
その時の私は新潟のローカル線しか乗ったことがなく、停車時間の長さなど気にしていませんでした。
そして、財布だけをもった私をプラットホームに残し、新幹線は出発してしまったのです。
どこの駅だったかは忘れましたが、新大阪よりもだいぶ手前の駅だったと記憶しています。