「新幹線で話しかけてきた隣の席の見知らぬおばさん。途中駅で一度降りたら、席に置いてた私の荷物を...」(東京都・50代男性)
新大阪駅で佇んでいたら...
どうすればよいのかわからず、とりあえず次の新幹線で新大阪まで行きました。
荷物は終点まで行くのだろうか? 終点はどこ? 誰かに盗まれていないだろうか?
そんな不安を抱えながら新大阪駅で降り、プラットホームに立ち尽くしました。
すると駅員さんに「ひょっとしてこの荷物は君のものか」と尋ねられたのです。かなり多かった荷物はひとつとしてなくならず、完全な形でそこにありました。
聞くと、1人の女性が荷物をすべて新大阪でおろしてくれて名前も名乗らずその場を立ち去ったそうです。
隣の席でお話しして下さったあの人だと思い、とても感謝しました。ですが、この行為に対しての謝辞を伝える術がないことに、悶々とした気持ちにもなりました。今でも釈然としない気持ちを持ち続けています。
あの時、おいくつくらいだったのか。まだご存命なのか。万が一でもこのエピソードをご存じの方、ご家族の方でもいたらぜひご連絡いただきたく思います。
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