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「エイリアンの幼体?」「初音ミクのバラ売りかと」 栃木の植物園で配布されている「謎の物体」の正体とは

井上 慧果

井上 慧果

2023.04.10 20:00
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「捨てるのがもったいない」と思っていたが...

「とちぎ花センター」が話題の投稿に続けたツイートを見るに、謎の物体の正体は園内で展示されている熱帯植物「ヒスイカズラ」の花らしい。フィリピン・ルソン島に自生する植物で、国際自然保護連合(IUCN)によって絶滅危惧種に指定されている。

咲いているときはこんな感じ
咲いているときはこんな感じ

10日、Jタウンネット記者の取材に応じた同センターの広報担当者によれば、ヒスイカズラの花を「おみやげ」として配り始めたのは10年前のこと。

園内でヒスイカズラが咲き始めたのは15年前で、当初から「落ちた花も美しく、捨てるのがもったいない」と思ってはいたものの、時間が経つと紫色に変わってしまい長く飾っておくことはできなかったため、毎朝の清掃で捨てていたという。

「しかし、水に浮かべておくと2~3日間、ヒスイのきれいな色を楽しめるので、それならばお客様に持ち帰ってもらい、ご自宅で楽しんでいただきたいと思い、配布を始めました」(広報担当者)
水に浮かべて楽しむべし
水に浮かべて楽しむべし

持ち帰ってどうすればいいのかと聞けば、「見たり、嗅いだり(においはしません)、触ったり、お客様の好きなようにお楽しみいただければと思います。水を張ったガラス容器に浮かべてライトを当てると綺麗です」とのこと。なお、水に浸してしまうと色が薄くなってしまうそうなので、注意してほしい。

「スタッフ全員ヒスイカズラが大好き」
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