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「エイリアンの幼体?」「初音ミクのバラ売りかと」 栃木の植物園で配布されている「謎の物体」の正体とは

井上 慧果

井上 慧果

2023.04.10 20:00
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「スタッフ全員ヒスイカズラが大好き」

ところで、ヒスイカズラの花を「おみやげ」にすることを思いついた「とちぎ花センター」のスタッフは全員、ヒスイカズラが大好きだという。2023年は3月18日~5月7日の期間に「ヒスイカズラフェス」を開催しており、ヒスイカズラをイメージしたソーダフロートや、オリジナルグッズを制作するなど、ゴリゴリにヒスイカズラを推している。

そんな彼らなので、ツイッター上で2万件を超える「いいね」(10日昼時点)を集めるなど、ヒスイカズラが注目の的になっていることに、喜びを感じているようだ。

「正直とてもびっくりしています。とちぎ花センターのスタッフ全員ヒスイカズラが大好きなので、知らない方にも多く知ってもらえてとてもうれしいです。
全国にある植物園にも開花時期の違いはありますが、ヒスイカズラが咲いています。お近くの植物園にもぜひ足を運んでいただいて植物園のファンになっていただきたいと思います。
当センターでは他にも珍しい植物がたくさんあるので、日本に住む1億2000万人全員が植物好きになってもらえるようこれからも旬な情報を発信していこうと思っています」(広報担当者)
「ヒスイカズラごり推し」なとちぎ花センターによる、落ちた花アート
「ヒスイカズラごり推し」なとちぎ花センターによる、落ちた花アート

とちぎ花センターでの「ヒスイカズラ」のピークは4月中旬だが、5月のゴールデンウィークまでは確実に咲いているとのこと(開花状況についてはHPや電話で要確認)。

花が咲いている間は、センター内にある鑑賞大温室「とちはなちゃんドーム」(入館料大人410円、子供200円)に入館した利用者を対象に、「ヒスイカズラのおみやげ」の配布も行われる。

多い日には何百個もの花が置かれる場合もあり、「開園して1時間経ちましたが、まだ一つも減ってません」とつぶやいていた6日も全部で200個ほどの花が「おみやげ」として並んだ。投稿以降、「だいぶお持ち帰りいただけました」とのことだが、それでも50個程度は残ったそうだ。

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