レンタカーの「喫煙車」が絶滅危惧種になってた件 「愛煙家応援プラン」提供し続ける店舗でも...
2022.11.21 17:00
なぜこの時代に「愛煙家応援プラン」?
スカイレンタカーの公式サイトによると、同社ではドライブしながらの喫煙を望む多くの声に応えるため、気兼ねなく喫煙できる車両を保有しているらしい。
どうしてこんな、時代に逆行するプランを? Jタウンネット記者が、10年以上前から「愛煙家応援プラン」を提供しているスカイレンタカー羽田空港店に取材したところ、店長が答えた。
「肩身は狭くても喫煙者の方はいらっしゃる。ビジネスでも、旅行でも、喫煙者の方が楽しい思いで帰ってもらいたいから喫煙車を残しています。私が店長でいる間はなくすつもりはありません」(スカイレンタカー羽田空港店の店長)
しかし、愛煙家応援プランを実施しているからといって、大量の喫煙車を用意しているわけではない。
「プランがあっても、喫煙車の台数は減ってきています。羽田空港店でも、80台ある車両のうち喫煙車は3台しかありません」
以前は喫煙車の割合はもっと多かったのだが、需要が低下し、問い合わせも少なくなり、台数が減少していったという。
たばこを吸っていいレンタカーに出会うのは、かなり難しい。旅先で喫煙車を借りたいと思っている人は、事前によく調べておこう。