レンタカーの「喫煙車」が絶滅危惧種になってた件 「愛煙家応援プラン」提供し続ける店舗でも...
2022.11.21 17:00
業界に押し寄せる「禁煙化」の波
ひょっとして新千歳空港に限らず、全国どこでも同じような状況なのではないか。
Jタウンネット記者が気になってレンタカー業者を調べたところ、ニッポンレンタカーサービスは18年4月4日、同年11月1日から乗用車・ワゴン車の全車禁煙化(商業クラスでは喫煙車の取り扱い有)をスタートすると発表。これは、「禁煙化ニーズを背景にした、業界初の試み」だという。
タイムズカーレンタルも18年10月10日から乗用車と商用車をあわせた全車禁煙化を実施、日産レンタカーも19年10月1日から全車禁煙(特定代車車両・商用車などは除く)に全面移行すると発表していた。
トヨタ自動車も2018年7月に屋内禁煙を原則とする改正健康増進法(20年4月1日全面施行)が成立したことを受け、トヨタレンタカーの各事業所に喫煙車を減らしていくという方針を伝えたという。
同社広報部の担当者によると、レンタカーの保有台数が多いある事業所では、17年の喫煙車率は全体で38%(乗用車で23%、商用車で98%)だった。それを22年7月までに11%(乗用車で0%、商用車で49%)まで減らしている。
......どうりで喫煙車が見つからないわけだ。
レンタカー業界では禁煙化がどんどん進んでいるようだ。しかし、そんな中であえて「喫煙車」の存在をアピールしている企業もある。
九州・沖縄、関西、関東の一部店舗で「愛煙家応援プラン」を用意しているスカイレンタカーだ。