「ミニスカの下にギプスを巻いて下校する女子高生の私。雨の中を歩いてたら、車に乗った男性たちが...」(秋田県・30代女性)
若い男性ドライバーが......
その日もいつも通り電車から降り、トボトボ歩いて帰っていました。いつもと違ったのは、歩いている途中で雨が降ってきたことです。
「ギプスは絶対濡らしちゃダメだからね!」と母には何度も言われていましたが、雨は予想外。傘も持っていなかったので、とりあえず雨宿りができそうな場所まで歩きました。
帰り道は国道沿いということもあり、ドライバーたちからは「変な女子高生がいる」と思われていたかもしれません。でも、そんなことより「早く止まないかなぁ...」と思いながら空を見上げていました。
すると、ちょうど信号待ちで止まっていた若い男性ドライバーが窓を開けて、私に向かって叫んだんです。

「傘貸すから持っていきな!」
男性は雨に濡れる私を見かねて、傘を貸そうとしてくれたのです。しかし、恥ずかしさと、貸してもらっても返却できないという思いから、私は「大丈夫です! すぐそこの家なので」と断ってしまいました。