「娘と散歩中、雨に降られた私に傘を貸してくれた老夫婦。後で玄関に返しておくと『ボロ傘やったとに!』」(長崎県・30代女性)
雨が降ってきてしまったけど傘を持っていない......。皆さんもそんな経験をしたことがあるだろう。
長崎県在住のSさん(30代女性)は、1歳の娘をベビーカーに乗せて散歩していたとき、突然の雨に降られてしまう。
そんな彼女を見て傘を貸してくれたのが、近所の老夫婦だった。おかげで濡れずに済んだSさんは、お礼の菓子折りと共に傘を返しに行ったのだが......。

<Sさんの体験談>
数年前の梅雨の時期のことです。私は当時1歳だった娘をベビーカーに乗せて散歩にでかけました。
その日は天気が変わりやすく、いつの間にか雲が出てきて雨に。ベビーカーの日除けを伸ばして長女が濡れないように歩いていると、あるお家の前を通りがかりました。
ちょうど老夫婦がお出かけをされるところで、私が「こんにちは~」と挨拶をして通りすぎようとすると、私たちの様子を見たおじいさんに声をかけられたのです。