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厨房のようなスピード感で「タン!タン!メン!」 中華料理を作るボドゲ「音速飯店」に大反響→販売元に「勝つコツ」を聞く

大久保 歩

大久保 歩

2022.11.10 18:00
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全13種の中華料理を作れ!

「音速飯店」は、2021年に自費出版されたカードゲーム「音速厨房」をリメイクし、バージョンアップさせたもの。音速厨房は、ちひろくんという小学生とその家族でゲームを自主制作しているチーム「SAKURA-GO-ROUND」が制作した。

広報担当者によると、もともと、同チームはすごろくやのファンだったそうだ。約3年前、アナログゲームのイベント「ゲームマーケット」に SAKURA-GO-ROUNDが出展する際に「すごろくや」をもじった「ちひろくや」を名乗ってもいいか相談されたという。それを受けて、広報担当者自ら「ちひろくや」専用のロゴを作り、贈呈。このときの縁がきっかけで、今回のリメイクにつながった。

キャッチコピーは「はやいは、うまい。やみつきカードゲーム」(画像はすごろくや提供)
キャッチコピーは「はやいは、うまい。やみつきカードゲーム」(画像はすごろくや提供)

音速厨房から音速飯店へ進化したことで、多くの点が改良されたという。

まず、カードの組み合わせを分析し、作れる料理名と材料カードの種類・枚数の内訳をすべて見直した。さらに、自分の手札がなくなれば次のステージに進み、1人の優勝者が決まるまで試合をくり返す形式にすることで、何度もプレイしたくなるような「リプレイ性」が大きく向上。「取り消し」カードを追加し、料理名を完成させる途中でキャンセルもできるようにした。

他にも、カードの形を長方形から丸型にしたり、手札を出すための特製トレイを同梱したりと細やかな部分でより遊びやすくなっているそうだ。

音速飯店では、「タン」「タン」「メン」や「シュー」「マイ」など、2~3枚のカードを組み合わせて全13種類の中華料理名が作れる。それぞれのカードには、中国語とその発音記号であるピンインも併記されているので、中国語を勉強する入口としても使えるかもしれない。

実際にプレイするときに備えて、早くあがるためのコツを広報担当者に聞いてみた。

「手札の全カードを把握するのと、『エビ』や『シオ』など最後に余りがちなカードを先に出すよう心掛けることでしょうか」

音速飯店は「すごろくや」高円寺店(吉祥寺に移転予定)・神保町店と公式通販の他、全国の「すごろくや」ボードゲーム関連商品の取り扱い店(すごろくや公式サイトで確認可能)でも購入できる。価格は、1320円(税込)。

クリスマスやお正月など、大勢で集まる場に持っていったら盛り上がるに違いない!。

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