「芋煮」のカップ麺とはこれ如何に? 牛肉×醤油味の東北限定うどんの味わいとは
安価品とは一線を画すワンタン
麺は中細で縮れのついたノンフライ麺。麺表面につるみのある多加水麺食感で、細いので弾力はそれほどなく主張はおとなしめ。
そのため、繊細なスープと合わせてもしっかり引き立てていました。
縮れ麺でスープのりが良いことも、繊細なスープとのバランスを良くしています。まるであっさりスープと合わせるために生まれてきたかのような麺でした。
具として入っているのは、ワンタン、メンマ、ネギ。概ね「酒田ラーメン」の特徴を踏まえたものになっています。
チャーシューはありませんが、ワンタンは6個も入っていて大ボリューム。
安価なカップ麺やカップスープでもワンタンが用いられていることはありますが、皮がやたら多くて餡があまり入っていないことが多いのに対し、今回のワンタンは薄皮で中身の餡もしっかり入っていて、安価品とは明らかに別物でした。
ただ、「酒田ラーメン」は麺量が多いことも特徴。この商品の麺量は65グラムで多くもなく少なくもなくですが、高額な商品(定価税別280円)であることも踏まえると、ワンタンが入っているとは言え、この量だとちょっと物足りないと感じるかもしれません。