「芋煮」のカップ麺とはこれ如何に? 牛肉×醤油味の東北限定うどんの味わいとは
山形名物「芋煮」を再現! 東洋水産「芋煮うどん」
まずは東洋水産の「芋煮うどん」から食べていきます。
東洋水産の看板ブランドのひとつ「赤いきつねと緑のたぬき」の商品で、東北地方のみで期間限定で売られています。
再現されたのは、山形を中心に東北地方で食べられるご当地料理「芋煮」の味。
2005年から長らくの間、「芋煮うどん」は日清食品の「どん兵衛」ブランドから出ていましたが、2020年からは東洋水産が引き継ぐ形になっています。
他地方の人からすると、芋煮といえば豚汁の一種というか、寒い時に食べる炊き出し的なイメージが強い気がしますが、東北地方では夏の炎天下でも野外でBBQなどと同時に、もしくは同じノリで楽しむのが恒例です。
ひと口に芋煮と言っても、具材や味つけは地域によって様々。
山形県内でも、牛肉×醤油味が主流の地域(内陸)、豚肉×味噌味が主流の地域(庄内)と大きく二つに分かれており、さらに細かく分けることもできます。
今回のカップ麺で再現されているのは山形・村山地方の主流である牛肉を使った醤油味。
ちなみに、ニュース等でも紹介される、クレーンで吊るした大鍋を使って芋煮を作る「日本一の芋煮フェスティバル」が行われるのは、村山地方の中心都市である山形市です。