爽快!そして、壮大! 福井・三方五湖をチャリで巡ってみた結果→「地球の歴史」を感じちゃった
水月湖畔で名物満喫
名物「イカ丼」を食す!
虹岳島温泉で癒された後は、いったん浦見川歩道橋まで戻って橋を渡り、水月湖北岸のコースへ。
浦見川と同じように洪水の対策としてつくられた嵯峨隧道(日向湖と水月湖を繋いでいる)を通り過ぎ、湖畔沿いをグルっと回る。
西岸を走っているとぼちぼちお昼時になり、さすがにお腹が減ってきたところで気になるお店を発見した。その名も「ドライブインよしだ」だ。
お店の前には「イカ丼」なる料理の看板が。どうやらこのお店の名物のようだし、ここはひとつ試してみようか。
というわけで、いざ入店!
お店に入るとまずお土産物などを販売しているコーナーがあり、その左奥に食事処があった。店内はすでに食事をしに来た大勢のお客さんでほぼ満席状態。すごい盛況ぶりである。食事への期待がさらに膨らむ。
「イカ丼」以外にもゲソ揚げやイカミミバター醤油炒め、イカの口の塩焼といったイカメニューや、「ソースカツ丼」や「へしこ茶漬け」など福井ならではのものもある。
迷いながらも、やっぱり名物「イカ丼」を注文した。運ばれてきたのが、こちらだ。
ご飯の上にとろろとイカの切り身が盛られ、刻み海苔とうずらの卵がトッピングされている。
具材をこぼさないように気を付けながら、まずは一口。イカととろろとご飯が甘じょっぱい特製ダレによく絡んでいて、汗をかいた体に染み渡る。混ぜ込まれた大葉とわさびも良いアクセントになっていて、口当たりはねっとりしていながら全然くどくなく、飽きがこない。
実は、記者はどちらかと言えばイカが苦手な方なのだが、気付けばあっという間に完食。これは名物にもなるわけだ、と納得できる美味しさだった。ごちそうさまでした!
2つの湖を回れるレイククルーズ
ドライブインよしだのすぐ近くにある海山桟橋は、水月湖と菅(すが)湖を40分ほどかけて遊覧できる「観光船レイククルーズ」の発着場になっている。
これまで久々子湖、日向湖、水月湖と回って来たので、次は菅湖を巡るべく記者もクルーズに参加......したかったのだが。
この日は出航最低乗客数である4人が集まらなかったため、残念ながら船は欠航。ただ、スタッフさんのご厚意で、特別に船の中を見学させてもらえることになった。
船の1階部分は冷暖房完備の客室になっていて、飲食物の持ち込みも可能だ。また、2階のオープンデッキにはペット(小型犬のみ)と一緒に乗船することもできる。
欠航になってしまったのは残念だったが、船の操縦席なども見せて貰えて、ちょっぴりクルーズ気分を味わうことができた。運行状況は天候にも左右されるが、確実にクルーズに参加したい人は4人以上のグループで訪問するといいだろう。