普段はやさしい「やきそば弁当」だけど... 新フレーバー「いつもよりかなり辛め」は火を噴くレベル
スパイシーながらまったく辛くない!「やきそば弁当 スープカレー味」
続いては、レギュラー商品として新たに加わった「やきそば弁当 スープカレー味」。
北海道のソウルフードである「やき弁」と、札幌の名物としてすっかり定着した「スープカレー」のタッグです。必然の組み合わせですね。
「スープカレー」は、多くのスパイス効かせ、サラッとしたスープ状のカレーに、鶏肉や野菜などが大きなカットで入っているのが特徴です。
それをカップ焼そばで再現する場合、サラッとしたスープも大きな具も使えないため、「カレー味」と何が違うのか、どうやってスープカレーらしく仕上げるのかが興味の湧くところではないでしょうか。
スパイスが強いカレー味のソースに、細めの油揚げ麺と、黒胡椒やパセリが入ったふりかけが合わせられています。ふりかけ以外に具は入っていません。
具がないことで安っぽく映るかもしれませんが、スパイスに加え、玉ねぎやニンニクの風味でリッチな味のソースなので、それほど安っぽさは感じません。ふりかけの黒胡椒やパセリの香りもあり、重厚感たっぷりなカレー味となっています。
ただ、カレー味としては素晴らしいものの、スープカレー味らしいかはよくわかりません。
ちなみに、辛さはほぼ皆無で、辛いものが苦手な人でも問題なく食べられる味に仕上がっていました。
セットはコンソメスープ。「やき弁」のスープといえば中華スープのイメージが強いですが、実はレギュラー6フレーバーのうち3フレーバーがコンソメスープ付で、控え選手も一流レベルのビッグクラブみたいになっています。
......ところで、カレー味のソースにスープがついているから「スープカレー味」とか、まさかそんなダジャレではないですよね?