普段はやさしい「やきそば弁当」だけど... 新フレーバー「いつもよりかなり辛め」は火を噴くレベル
激辛ソースと中華スープの強力コンボ!「やきそば弁当 いつもよりかなり辛め」
まずは「やきそば弁当 いつもよりかなり辛め」から食べていきます。
「やき弁」シリーズの47周年記念の商品として発売されました(ちなみにちょうど1年前は、46周年記念商品を紹介しています)。
「やき弁」シリーズには「ちょい辛」というレギュラー商品がありますが、今回の「いつもよりかなり辛め」というのは、それとの比較で「かなり辛め」なのだろうと思われます。
カップ麺は他の食品と比べても激辛の猛者が多く、「ペヤング獄激辛」や「蒙古タンメン中本 北極」、「辛辛魚」などの、呂布や項羽も真っ青の一騎当千ぶりはご存知の通り。
その中にあって、東洋水産の商品はそれほど辛いものは多くなく、辛い味でも他社に比べるとマイルド仕上げのものが多いイメージがあります。
しかし今回は「辛いものが苦手な方や小さいお子様はご注意ください。」と注意喚起が。
この手の記載は、本当に注意を促しているのか、単なるネタなのか判別がつきにくいのですが、普段の東洋水産のマイルドっぷりを知っているので、少々大げさなのではないかと思ってしまいますが......。
注意喚起はネタなんかではなく、今回は本当に辛くて、辛いものが苦手な人は手を出してはいけないレベルです。
過去の商品と比べても、東洋水産の商品史上最高に辛いと思われ、そのパンチ力は他社の激辛製品にも引けを取りません。
ただ、後まで口に残るような粘着質な辛さはなく、辛い割には比較的食べやすいのではないでしょうか。
「やき弁」シリーズは塩気が穏やかでやさしい味のものが多いですが、今回は比較的塩気が強くて濃い味に感じられます。
ドロッとしたソースは辛味だけでなく多少の甘みや酸味も。いつもより太めの麺と、挽肉やキャベツ、そしてあおさや紅生姜の入ったふりかけが合わせられています。
太めの麺は濃い目のソースとの相性を考慮した結果でしょう。バランスが良好でした。
辛いものを食べて口がヒリヒリすると、冷たい水を飲んで辛さを抑えたくなりますよね。
激辛で熱々なものを、冷まして辛さを抑えようとするのもよくあることではないでしょうか。
セットの中華ソースはそれとは逆の役割を果たします。スープによって辛さが増幅されて強く感じられるようになるのです。
ソースの辛さになんとか耐え切って、ホッと一息ついてスープを飲んだところで、激辛ソースと中華スープの強力コンボが炸裂。モンハンのリオレウスばりに口から火が......なんてことになるかもしれません。