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「タイヤが泥にハマって動けない私に、強面のオニーサンたちが『どうしたの~?』。彼らは私の車を囲むと...」(神奈川県・60代女性)

藤本 仁

藤本 仁

2022.09.06 11:00
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シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Rさん(東京都・60代女性)

車のタイヤがぬかるみにハマって、動けなくなってしまった――45年ほど前、Rさんは困った状況に陥り途方に暮れていた。

そんな彼女の前に現れたのは、5人のガタイのいい男たち。近くの工事現場で作業をしていた彼らは、Rさんの車を囲み......。

念願の車で出かけていた時に...(画像はイメージ)
念願の車で出かけていた時に...(画像はイメージ)

<Rさんの体験談>

45年ほど前のその日、私は車で友人の家に向かっていました。

家は近くでしたが、私は運転免許を取って念願のカローラを中古で手に入れたばかり。運転することが楽しかったのです。

大通りは問題なく走れたのですが、友達のアパートに続く細い道に入った直後、問題が起こりました。前日の大雨のせいで出来たぬかるみに、タイヤがはまってしまったんです。

身動きが取れず途方にくれていると、道の横の工事現場の作業所からガタイのいいお兄さん達が4~5人出てきて「お姉ちゃん、どうしたの~?」と声をかけてきました。

車を取り囲まれて...

若かったので大きなお兄さんたちに囲まれて怖かったのですが、私は彼らにぬかるみにはまって動けなくなっていることを伝えました。すると、彼らはこう言いました。

「お姉ちゃん、そのまま乗っててイイから」

そして私ごと車を「ヨイショ!」と言って持ち上げ、180度方向転換をしてくれたのです。

5人程のお兄さん達のおかげで元の大通りに戻ることができ、その日は家に帰ることにしました。

お兄さんたちのおかげで無事に大通りに(画像はイメージ)
お兄さんたちのおかげで無事に大通りに(画像はイメージ)

後日、その友達の家に歩いて行くと、すでに工事現場はなくなっていました。

だからお兄さん達には会えず、ちゃんとお礼を言う事が出来ないままです。

ちょっと強面だったけど優しいお兄さん達、その節はありがとうございました。

誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!

名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。

Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。

読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージメール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)

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