「東京への出張中に、風邪が悪化した私。帰りの飛行機で咳を繰り返していたら、隣の席のおじいさんが...」(徳島県・30代女性)
薬も、トローチもなくて...
帰りの飛行機の中でも咳が止まらなくなってしまったのですが、トローチも薬も飲み干してしまっていて、対処しようがありません。
静まり返った機内で咳をするのは気が引けたので、なるべく小さく小刻みに咳をすることでしのいでいました。
その時、隣の席に座っていた年配の男性に声をかけられたのです。

「これ、良かったら舐めな」
その方は、のど飴をいくつか手渡してくれました。
「こっちは飛行機が着陸する前に舐めな。着陸付近になると気圧が変わって余計苦しくなるから、こっちはその時用ね」
と着陸時のことまで考えてくださったのです。