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「雨の中を歩く妊婦の私に、通りすがりのトラック運転手が『乗り』。断るとゆっくりついてきて、窓から...」(大阪府・40代女性)

大山 雄也

大山 雄也

2022.08.30 11:00
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トラックの運転手が「乗り」

歩いていると、あたりが暗くなっていきます。そこに、1台のトラックが私の歩く速度に合わせてついてきました。 そして、運転手の男性が私に声をかけてきました。

「送ったるから乗り。家どこ?」

いくら妊婦でも、知らない人の車、しかもトラックに乗るなんて怖くてできません。私は「大丈夫です」と断り、歩き続けました。

しかし、トラックはゆっくりと付いてきます。そして、窓から傘が差し出されました。

「じゃあ、これ持って行き」

運転手の方は優しい声で言い、トラックは去っていきました。

傘は花柄の女性物。それを見たときに、妻も子供もいて、妊婦の私を心配してくれたんだろうな、と気づきました。

傘を差しだしてくれた(画像はイメージ)
傘を差しだしてくれた(画像はイメージ)

暗くて顔もよく見えなかったけど、その運転手さんが見ていたら、伝えたいです。あの時お腹にいた娘は今年元気に22歳を迎えます。

そして同時に、人の親切を疑わないで良い世の中が来てほしいと願っています。

誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!

名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。

Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。

読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージメール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)

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