「気がついた? どこか痛い所はない?」
と尋ねてきました。聞けばその人はもともとこの部屋を使っていて、私が倒れ込む形で意識を失ったので、そのまま介抱してくれたそうです。
少しハッキリしてきた頭で周りを見ると、彼は自分のバッグを私の枕にしてくれていて、お店から借りたブランケットもかけてくれていました。
倒れた私を、男性が部屋で介抱してくれた(画像はイメージ)
また、私は倒れる際に腕を打ったらしく、それに気づいた男性は
「腕に打ち身があるからそれで冷やしておいて」
と、袋にドリンクバーの氷を入れてハンカチで包んだものを手渡してくれました。