三叉路のド真ん中に鎮座する「石塔」のミステリー なぜこの場所に?なぜ退かさない?謎に包まれた「正体」を突き止める
2022.06.20 08:00
区役所でも詳しい経緯は把握していなかった
そしてツイッター上ではこんな疑問の声もあがっている。
「これは何をするところなのだ?」
「そもそもこれってなんなんだ?」
確かに三叉路のど真ん中、交通の妨げになりそうな場所にある石塔が何なのか、何のために存在しているのか気になるところだ。
そこで5月25日、Jタウンネット記者は瀬谷区地域振興課の担当者に話を聞いてみたが、詳しいことは把握していないという。また、同日に道路の維持管理を行う横浜市の瀬谷土木事務所の職員にも話を聞いたが、
「石塔の周囲にポールを設置しているので、歴史あるもので大切に保存しているのでは」
との回答があったのみで有力な手掛かりは得られなかった。
区役所でも把握していない石塔。筆者はその正体を知るため、瀬谷区役所を通じて石塔がある地域の橋戸北自治会の会長に取材を依頼。会長も塔の正体を把握していなかったが、地域の長老たちに話を聞いてもらえることになった。