「雨の中、赤ちゃんをタオルに包み病院を去る私。車の方へ走り出す寸前、知らないおじいさんが『貸し!』」(福岡県・30代女性)
「あのときのおじいさんのように...」
お二人とはそれ以降はお会いすることもなく、今となってはもう、お顔もおぼろげです。
ですが、5年経った今でもあの時の事を思い出すと、胸がほっこりします。
子供を持つと手が足りないことやどうしようかな、と悩む場面がたくさんやってきます。
大荷物を抱えているのに抱っことせがまれる時や、あの日のような雨の中を子連れ、特に乳児連れで移動する時もそんな場面の一つです。
そんな時に「手伝おうか」と言葉をかけていただけるのは、とても嬉しいものでした。
長男もすっかり成長し、いまや2人の弟のお兄ちゃんになりました。あのときのおじいさんのように自然に誰かを助けられるかっこいい人になって欲しいなと思います。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、エピソードを体験した時期・場所、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談の一部を改変している場合があります。あらかじめご了承ください)