おじさまモデル?いいえ、「商店街のオッサン」です。 神戸の街を盛り上げる「アホな企画」に大反響
神戸の街を「盛り上げたい」思いで
ファッションモデルのようにキメたオッサンたちは、神戸の商店街の人々や、商店街の振興を目指す市の職員など。「おしゃれ」と言われる神戸の街を日々形作っている面々と言っていいだろう。
そんな神戸では3月26日と27日に大規模なファッションイベント「神戸コレクション2022 SPRING/SUMMER」が開催された。「阪神・淡路大震災後の神戸の街を元気にしたい」という思いから2002年にスタートした、地元民にとって特別な催しだ。
商店街のオッサンたちと神戸コレクションは、実は無関係ではない。プレスリリースによると、彼らはこれまで神戸コレクションの企画チームからイベント実施について「協力をお願いされる」立場だった。
しかし、今年のオッサンたちは一味違う。
「今年は逆に自分たちから仕掛けていこう、盛り上げていこう」
そう考えた彼らは、おしゃれの祭典・神戸コレクションに「便乗」して、自分たちもおしゃれに「大変身」してみたのである!
地元の美容室に協力してもらい、神戸のイメージアップのために私服でドレスアップ。企画の公式サイトには、そこに至るまでの彼らの熱い「地元愛」が語られている。
「神戸コレクションには呼ばれてないけど、モデルになった気分で今回のテーマである『カッコイイは人の中にある』を体現しました。
神戸コレクションの今年のテーマ『花』を取り入れたスタイリングで、普段とは違う一面を神戸の皆さんに見て楽しんでいただき、商店街と神戸の街が少しでも元気になればいいなという思いがあります」