「センスいい」「天才かよ」 池のそばに立てられた「上下反転看板」が粋だと話題
池をキレイにするところからスタート
なばなの里は、桑名市にある「花と緑と食のテーマパーク」。四季折々の花を楽しめる場所で、ジャンべろんさんが訪れた3月29日は、巨大な花ひろばではチューリップが、温室ではベゴニアが咲き誇っていたという。
里内マップを見てみると、「鏡池」があるのは里の中央あたり。
Jタウンネット記者の取材に応じた「なばなの里」の運営企業・長島観光開発(ナガシマリゾート)の企画宣伝部の担当者によると、看板が設置されたのは「なばなの里がOPENして、数年後の2004年ごろ」とのことだという。
なぜこんな看板を設置することにしたのだろう?
「池の周りに、もみじが配されており、お客様に池に映った『逆さもみじ』を楽しんでもらうことがきっかけでした。そのもみじが鏡のように池に映ることから、看板を設置しました」(ナガシマリゾート担当者)
秋の「なばなの里」は紅葉の名所としても有名。ライトアップされた紅葉が夜の池に映り込む光景が幻想的だと人気を博している。
「当初は、池に藻が生えていたり大変でしたが、綺麗にする方法として草魚を放ち、鏡のように映り込むようにすることに成功。そこで『鏡池』と名前を付け看板を設置しました。
看板も高価な看板を設置するのではなく、自然と調和した味のある看板をスタッフの手書きで作成しました」(ナガシマリゾート担当者)
いまツイッターで話題になっていることに対しては、「なばなの里では、季節のお花やイルミネーションが人気ですが、『鏡池』の魅力にお気づきになっていただき、ありがたく思います」とコメントしている。