スープの上に広がるは、烈しく黄色いフワフワたまご 「萬珍軒玉子とじラーメン」で触れる名古屋めしの魅力
名古屋めしのひとつ「萬珍軒」の「玉子とじラーメン」
味噌カツやモーニングなどでよく知られるように、名古屋は食がとても豊かな街。東京と大阪の間にあってまるで独立国のよう。「名古屋めし」と形容されるひとクセもふたクセもある食文化が形成されています。
曲者揃いの名古屋出身の芸能人がそんな「名古屋めし」を紹介する様子は、もはやテレビなどではおなじみの光景となっています。
麺類に絞っても、「味噌煮込みうどん」や「きしめん」、「スガキヤ」といった昔からあるものから、すっかり全国区になった「台湾ラーメン」や「台湾まぜそば」、そして最近では「あんかけスパゲッティ」や「鉄板ナポリタン」など、押しもクセの強さもかなりのもの。
今回紹介する「玉子とじラーメン」は、全国的な知名度はそれらに及ばないかもしれませんが、「名古屋めし」の中でも地元民に愛される名古屋のソウルフードのひとつとして知られています。
「玉子とじラーメン」の元祖である「萬珍軒」は、名古屋にある1968年創業のラーメン店。
ノーマルの「玉子とじラーメン」の他に、「玉子とじ担々麺」や「天津麺」などバリエーションがあり、自家製ラー油への強いこだわりから「餃子」も人気とのことです。