「職場は劣悪、体調も最悪。とことんツイてない私が、雨の中で信号待ちをしていると...」(埼玉・30代女性)
「少し年上であろう女性が...」
不思議に思い見上げると、頭上に赤い傘が。びっくりして振り返れば、私より少し年上であろう女性が自分のさしていた傘にそっと私を入れてくれていたのです。
「ちょっとの時間だけど、濡れちゃって可哀想だったから」
少し照れたようなその言葉に涙がこみあげてきて、小さな声でお礼を言うのが精一杯でした。
見ず知らずの他人に親切にしてくれる人がいる。そのことが孤独を感じていた私にとって大きな支えとなりました。 あれから10年ほど経ちますが、雨の日には自然と思い出され、また誰かを信じる勇気をくれます。
人のあたたかさを教えてくれたあの時のお姉さん、本当にありがとうございました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、エピソードを体験した時期・場所、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。