「ユニバで体調が悪くなり、動けなくなった娘。ベンチで休ませていると『映え目的』っぽい女子高生が...」(愛知県・30代男性)
「自分の考えが恥ずかしくなりました」――。
愛知県在住のJタウンネット読者・Uさん(30代男性)が編集部に宛てた1通のメールには、そんな反省の言葉が綴られていた。
彼は数年前にある出会いを経験し、自分が持っていた偏見に気付いたのだという。
場所は大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパン。小学生の娘を連れた日帰り旅行だった。
まだまだ暑い9月。早朝の出発で寝不足だった娘は園内で体調を崩し、ベンチから動けなくなってしまう。
その近くに座っていたのが、派手な格好をした女子二人組だった。Uさんは彼女たちに良い印象を持っていなかったのだが......。
二人組が近づいてきて...
数年前、娘が小学4年生の頃だったと思います。
ピアノのコンクールを頑張ったご褒美に、日帰りで大阪のユニバーサルスタジオに行きました。
娘は早朝の出発で寝不足気味だったようです。それにその日は9月とはいえまだ暑かったこともあり、途中で
「気持ち悪い...」
と言って、ベンチで動けなくなってしまいました。
私は彼女に冷たい飲み物などを飲ませながら、しばらく休ませることに。すると、近くに座っていた派手な格好をした女子高生ぐらいの女の子2人が近寄ってきました。
「インスタ用の写真を撮りに来てるような...」
「大丈夫ですか?これ使って下さい」
その子たちはそう言って、冷却スプレーを貸してくれたのです。
正直、彼女たちを見て「インスタ用の写真を撮りに来てるような子たち」とあまり良くない印象を持っていたので、自分の考えが恥ずかしくなりました......。
スプレーを貸してもらったおかげか、その後娘の体調もよくなり、ユニバーサルスタジオを楽しむことができました。
あの時はお礼を言うのがやっとでしたが、本当に助かりました!
それ以来、若い子達を色眼鏡で見るのはやめました。
本当にありがとうございました!
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