「母だけをホームに取り残し、発車した新幹線。私が直前に『大丈夫』なんて言ったせいで...」(愛知県・50代女性)
新幹線が駅に到着してから出発するまでの時間は、長いようで短い。
おとなしく座って待っている時は「まだ出ないのか」なんて思うこともあるが、だからと言ってゆったり売店で買い物なんてしていると、後で焦る羽目になる。
これからご紹介するのは、そんな「新幹線の出発待ち」の時間に起こったハプニングだ。
愛知県のJタウンネット読者・Rさん(50代女性、仮名)はその日、仙台駅から東京駅へ向かう新幹線に乗車。母親と2人で東北旅行を楽しんだ帰り道だった。
指定席に座って間もなく、母親が「売店で駅弁を買いたい」と言い出した。まだ時間に余裕があると思ったRさんは「大丈夫だと思うよ」と母を送り出す。
そして母親は無事に欲しかった駅弁を購入し、再び車内に戻ろうとした――その瞬間、無情にもドアが閉まり、新幹線が動き出してしまったのだ。