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熱いお湯を空中で撒くと→一瞬で「雲」に 北海道東部で撮影された魔法みたいな映像に反響

松葉 純一

松葉 純一

2022.01.11 18:56
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水よりもお湯のほうが短時間で凍る!?

「ファルコンまつばら」(@FalconMatsubara)さんのツイートより
「ファルコンまつばら」(@FalconMatsubara)さんのツイートより

投稿者「ファルコンまつばら」さんは、別ツイートで次のように解説している。

「くも【雲】 大気中の水蒸気が冷却、凝結し、微細な水滴や氷片の大集団となって空中に浮游しているもの。 なので、人工的に作られた雲で間違いないっす。 そして、お湯でやっているのはムペンバ効果によって、微細な氷片をを作りやすくするため。 (水でやってもイマイチ上手くいかなかったし)」

「ムペンバ効果」って、何? そう思った人も多いだろう。

現代語辞典「imidas(イミダス)」で引いてみると、「ある一定の条件下では、水よりもお湯のほうが短時間で凍るとする説」らしい。科の実験中にこの現象に気づいたタンザニアの高校生の名に由来する名称で、科学的には未解明だという。

「ファルコンまつばら」(@FalconMatsubara)さんのツイートより
「ファルコンまつばら」(@FalconMatsubara)さんのツイートより

また、ファルコンまつばらさんはこう続けている。

「実際の雲は水蒸気が冷却・凝結したものですが、これは水(お湯)を細かな粒にするために投げてます。低温、かつ投げるスピードによる冷却も相まって、水蒸気にはならないうちに凍りつきます。そうして微細な氷片を人工的に作り出し、その氷片に光が乱反射する事で白い雲となります」

ちなみに、撮影当時の気温は、マイナス17~18度(家庭用冷凍庫程度)、ということだ。

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