自分のストレスに気付いてる? 疲れすぎちゃう前に、スマホでもできる「ストレスチェック」
[かんさい情報ネットten.―読売テレビ]2021年10月20日放送の「特集」のコーナーでは、最新のストレスチェックを取り上げていました。
長引くコロナ禍でストレスを感じている人が増えているとのこと。内閣府の調査では、7割以上の人が「コロナでストレスを感じている」という結果に。
ストレスは自分では気づかないことも多く、過労死や突然死を引き起こす原因となることも考えられるそうです。
そんな中、続々と開発されているのがストレスチェックです。
神戸常盤大学の保健科学部医療検査学科で講師を務める澁谷(しぶや)雪子さんが開発したのは、唾液でストレス度を測定するという方法。唾液を遠心分離器にかけて試薬を加え、変色した色を数値化して判定します。
検査を受けた学生の中で最もストレス度が高かったのは「大学のテストを控えていてかなりストレスを感じていた」人でした。
スマホアプリでもチェックできる
「村田製作所」(京都・長岡京市)では、「疲労ストレス計MF100」を開発しました。
使い方は、「右手の親指を測定器のトンネルに入れて」「左手の親指と人差し指でもう一つの丸い部分を軽く挟む」だけ。
測定時間は2分間。心拍数や脈拍数からストレス度を測定し、データをクラウドサーバーに送信し分析します。
同社ではこの製品を4年前から企業に販売していて、新型コロナの流行もあり売り上げは好調とのこと(一般の小売店では販売されていません)。
より手軽に測る方法としては、SOPMPOひまわり生命保険が提供するスマートフォンアプリ「リンククロス健康トライ」があります。
スマホの画面を顔に向けると、心拍数などの情報からストレスレベルを算出。数値は健康状態を測る目安になります。診断結果を読み込む機能もあり、6年後の健康リスクも分かるとのことでした。
ちなみに、ストレスを和らげるためには全身を動かすことが有効とのこと。体操などをすることによって血流がよくなって疲労回復・ストレス解消につながるそうなので、しっかり体を動かして心身ともに健康を目指したいですね。
(ライター:まみ)