「やりやがったな!」「これは戦争不可避」 セブンに並んだ2種類の「いも煮つゆ」に山形民憤慨
「一緒に並べんじゃねぇぇえええ!!!!」
山形県在住のツイッターユーザーが、そんな怒りの声と共に投稿した画像が物議を醸している。
こちらは、山形県米沢市でVtuberとして動画投稿を中心に活動している「とりぷる」(@Tri_ple)さんが、2021年10月25日に投稿した写真だ。
映っているのは、「山形風いも煮つゆ」という商品。「醤油仕立て」と「みそ仕立て」の二種類が並んで売られている。
芋煮とは、サトイモと肉・野菜などを一緒に煮込んだ山形県の郷土料理。県民にとってのソウルフードといったところだが、その味付けや使う肉の種類には、地域によって違いがある。
山形県農村計画課が発行する雑誌「norari」2013年秋号によると、内陸部南部の置賜地方・中央部の村山地方ではしょうゆ味で牛肉、日本海沿岸の庄内地方ではみそ味で豚肉が一般的。村山地方と庄内地方に挟まれた最上地方では、しょうゆ味とみそ味が混在しているという。
しょうゆ派か、みそ派か──SNS上はそんな論争で賑わうことも。とりぷるさんのツイートにも、28日夕時点で1万2000件以上のいいね、8000件以上のリツイートが集まり、二種類の芋煮が隣同士に並べられていることに対し、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。
「醤油だろーがァァァァ(内陸勢」
「庄内風を山形風っていうなし」
「芋煮といえば味噌ベースに豚肉が普通じゃない?違うの?」
「北寄りの山形芋煮と南寄りの山形芋煮か・・・」
「これは戦争不可避」
Jタウンネット記者は28日、話題のツイートについて投稿者に話を聞いた。